映画「ほたるの川のまもりびと」特別試写会を開催します。

【特別試写会のお知らせ】
今月末に、特別試写会の開催を協力することになりました!

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映画「ほたるの川のまもりびと」完成企画
佐世保先行無料試写会
日時:11月27日(月)①13:30 ②19:00
11月28日(火)①13:30 ②19:00
1日2回上映(計4回)、入場料無料、年齢制限なし
(映画86分。上映後関係者よりご挨拶20分程度を予定。※ご鑑賞のみでも大丈夫です)
定員:各60名
(混雑が予想されます。確実に観たい方は予約でお席の確保をおすすめいたします。)
予約TEL:0956-76-8266(てとて舎)
会場:BlueMile(※旧エクラン東宝:長崎県佐世保市栄町7-5エクランビル2F)
<ゲスト>
27日㈪
13:30上映後「松本美智恵さん(石木川まもり隊隊長)」
19:00上映後「松本好央さん(こうばる住民)」
28日㈫
13:30上映後「石丸穂澄さん(こうばる住民)」
19:00上映後「石丸穂澄さん(こうばる住民)」
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多くの方が待っていた映画がついに完成いたしました!
長崎県東彼杵郡川棚町に約50年前から続く「石木ダム問題」と、美しい里山に暮らす13世帯を巡るドキュメンタリー映画です。
長崎県北エリアは、私どもの会場にていち早く開催いたします!
しかも無料の試写会となります。
長崎県内各地で、無料の試写会が今月から来年1月ころにかけて開催されます。それ以降は、全国の映画館での有料上映という流れになり、県内での上映が開催されるかはまだ未定です。
ぜひこの機会に、お誘いあわせのうえご来場ください!

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映画「ほたるの川のまもりびと」
<”ごく普通の暮らし”を、ごく普通にしたい。>
朝、子どもたちが学校に行く、父と娘がキャッチボールをしている、季節ごとの農作業、おばあちゃんたちがおしゃべりをしている。それは一見、ごく普通の日本の田舎の暮らし。昔ながらの里山の風景が残る、長崎県東彼杵郡川棚町こうばる地区にダム建設の話が持ち上がったのが半世紀ほど前。50年もの長い間、こうばる地区の住民たちは、ダム計画に翻弄されてきました。現在残っている家族は13世帯。長い間、苦楽を共にしてきた住民の結束は固く、54人がまるで一つの家族のようです。ダム建設のための工事車両を入れさせまいと、毎朝、おばあちゃんたちは必ずバリケード前に集い、座り込みます。こんなにも住民が抵抗しているのに進められようとしている石木ダム。この作品には「ふるさと=くらし」を守る、ぶれない住民ひとりひとりの思いがつまっています。
<石木ダム問題とは?>
石木ダムの建設計画は、約半世紀前の1962年から始まりました。事業の主体は、長崎県と佐世保市。ダムの目的は利水と治水。利水とは水道事業。人口減により水需要が年々減少しているにも関わらず、佐世保市は数年後に「水の需要は増加する、だから必要だ」と主張している。また治水の面では、ダムによって川棚川の下流域の洪水を防ぐとしている。しかし、石木川は、注ぎ込む川棚川の流域面積の9分の1にすぎない。その川にダムをつくることで果たして治水に有効なのだろうか。地域住民はダム建設の根拠について、もう一度検証すべきとしています。みなさんはどう考えますか?
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プロデューサー:山田英治、辻井隆行、江口耕三 監督:山田英治 撮影:百々新 編集:豊里洋、野崎健太郎 編集監修:安岡卓治 音楽:青空 制作:NPO法人Better than today. 2017年/日本/86分/デジタル/16:9/ドキュメンタリー 配給:ぶんぶんフィルム